いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

四戸工業の四戸です。

数ヶ月ぶりのブログ更新となります。

おかげさまで、このブログをご覧になってご相談くださる方が増え、実際に工事をご依頼いただいたケースもありました。また最近では、地元のお客様から直接お問い合わせいただく機会も増加しており、日々のふれあいの中で「地元で頼れる存在でありたい」と改めて感じています。

これからも地域の皆さまと一緒に歩んでいけるよう、引き続き日々の業務に取り組んでまいります。

新型コロナの流行を機に上昇が続く塗料の価格

価格が上昇する塗料

さて、今回は昨今続く「塗料価格の高騰」についてお話ししたいと思います。

所有される建物の外壁塗装や屋根塗装を検討されている方にとって、工事費用は非常に大切なポイント。しかし、近年の情勢により塗料の価格は年々上昇しています。

ご相談いただくお客さまからは「今までと同じ内容の工事なのに、見積もり金額が高くなった」という声を耳にすることも少なくありません。

こうした塗料の価格上昇は、新型コロナ禍を契機として継続しています。

コロナ禍では、国内外の工場や現場が一時的に停止した影響により塗料メーカーも十分に製造·流通ができませんでした。そのしわ寄せがコロナによる制限明け以降に一気に表れ、2021年以降は何度も値上げが繰り返されているのです。

実際に大手塗料メーカーである日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研などは、2022年に10~20%程度の値上げを発表しました。その後も追加で改定があり、2025年現在では2020年比で15%以上の上昇が確認されています。

その他の要因と工事先送りが招く高額負担というリスク

施工途中の戸建て住宅

もちろんコロナだけではなく、以下のような要因も塗料高騰の要因として挙げられます。

·原油価格の高騰

·輸送コストの増加

·人件費やエネルギーコストの上昇

日本国内の製造現場でも、人件費や電気代が高くなっていることから、それが商品価格に転嫁されています。

ウクライナ情勢による原油価格の高騰、輸入コストの増加、さらに円安基調が続いていることも重なり、塗料価格は下がる兆しが見えません。

木材の価格は一時期の「ウッドショック」で急騰した後に落ち着きを見せましたが、塗料に関しては今も上昇傾向が続いています。塗料は石油製品を主原料としているため、原油の値動きや為替の影響を大きく受けるわけです。

ウッドショックと同じように、「少し待てば下がるんじゃないの?」と考えられる方もいますが、これまでの推移を見る限りではその可能性は極めて低いのが現実です。塗料業界では値下げの事例はほとんどなく、むしろ小刻みに上がり続けています。

たとえばガソリンのように一時的に上下するものではなく、長期的に右肩上がりの傾向にあると考えていただいた方がよいでしょう。

では、この値上げが実際の工事費用にどのくらい影響を与えると考えられるでしょうか。

一般的な戸建て住宅での外壁塗装を例にすると、2022年以前は80~100万円ほどが相場でしたが、2023年には90~110万円、そして2025年現在では95~120万円程度が目安となっています。

もちろん塗料の種類や面積によって前後はしますが、数年前と比べて確実に10万円以上は高くなっているのが現実だといえます。

さらに厄介なのは、値上げの影響が「材料費」だけでなく「足場代」や「人件費」にも及んでいることです。足場資材の価格上昇や物流費の高騰、職人不足による人件費の増加も重なり、トータルでの工事費用が全般的に上がっています。

つまり、外壁塗装や屋根塗装を「先送り」にするほど、結果的に支払う金額が増えてしまう可能性が高いのです。

早めの検討がコスト削減と建物の長持ちにつながる

清潔感のある戸建て住宅

私たちの現場でも、10数年前に塗り替えをされたお客様から「前より高いのはどうして?」と聞かれることが実際によくあります。その際には必ず値上げの背景や相場の変化をご説明し、納得いただけるようにしていますが、正直なところ「もっと早く施工しておけばよかった」とおっしゃる方も少なくありません。

外壁塗装は一度施工すれば10年~15年ほどは効果が持続します。

つまり、現状の金額で塗装を行っておけば、しばらくは値上げの影響を受けずに済むわけです。逆に言うと、「もう少し先でいいや」「まだ様子をみたい」などと後回しにすることで、将来的には数十万円単位で費用が膨らむ可能性もあるのです。

また、塗装は見た目をきれいにするだけでなく建物を守る重要な役割を果たします。

塗膜が劣化すれば、防水性が落ちて雨漏りや内部の腐食につながり、余計な補修費用がかかることにもなりかねません。価格高騰のリスクを避けると同時に、建物を長持ちさせるためにも、外壁塗装や屋根塗装は「早めの検討」が何よりも大切なのです。

もちろん「じゃあどの業者に頼めばいいのか」という不安もあると思います。

私からは「四戸工業にご依頼を!」と声高らかにしたいのが本音ではありますが、まずは必ず複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

同じ工事内容でも、業者によって金額やサービス内容、保証の範囲が異なります。単純に価格だけで比較するのではなく、保証期間や施工方法、使う塗料の種類なども確認すると安心です。

さらに、できるだけ長持ちする塗料を選ぶことも重要です。

費用は少し高くても、耐久性の高いフッ素塗料やラジカル制御型塗料を選べば、15年以上持たせることも可能です。頻繁に塗り替えをする必要がなくなり、長期的に見ればコスト削減につながることは間違いありません。

塗装中の屋根

塗装中の壁

おわりに

最後に、塗装工事を検討されている皆さまにあらためてお伝えしたいのは「迷っているのであれば、今のうちに依頼したほうがいい」ということです。

塗料を含めた工事費用が下がる見込みはほとんどなく、むしろ上がり続ける可能性が高い今、とにかく早めの行動が出費の削減と将来の安心につながります。

私たち四戸工業は、地元のお客様に安心して工事を任せていただけるよう、誠実に、そして丁寧に対応してまいります。

外壁塗装や屋根塗装に関する疑問やご不安がありましたら、お気軽にご相談ください。皆さまの大切なお住まいを守るお手伝いができることを心から楽しみにしています。