いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
四戸工業の四戸です。
日々の業務に追われる中でも、私は意識的に「読書の時間」を確保するようにしています。
特に、経営や事業のヒントを得るためにビジネス書を読むことが多く、書籍から得られる知見は、私にとって貴重な指針となっています。
このブログでも以前、読んだ書籍の感想を共有させていただいたことがありますが、今回もまた一冊の書籍との出会いから、大きな気づきと学びを得ることができました。
現状を見つめ直し、これからの方向性を考えるうえで非常に示唆に富んだ内容でした。
そこで今回は、その書籍の紹介とともに、四戸工業が今後どのような方針で歩んでいくのかについても、私なりの考えをお伝えしたいと思います。
目次
「一点集中」「ターゲットは狭く、深く、濃く」のビジネス戦略
私が直近で読んだ書籍が、『差別化戦略で小が大に勝てる』というビジネス書です。
マンガも交えて分かりやすく書かれているこの書籍は、ページ数こそ200ページほどとそれほど多くないものの、内容の密度は非常に高く、中小企業がこれからどう生き残っていくかの指針を明快に示してくれています。
本書で紹介されているのは、いわゆる「ランチェスター戦略」と呼ばれる理論を基にしたビジネス戦略です。
「ランチェスター戦略」とは、もともとは戦争における戦術のひとつ。小規模な兵力が大規模な軍に勝つための戦略で、この戦略を分析したものをビジネスに応用しています。
これを読んで、私は「なるほど」と思わずうなずきました。特に心に残ったのは、「一点集中」「ターゲットは狭く、深く、濃く」という理論です。
地域密着型の企業になるために、まずは小さなエリアで信頼関係を築く

これまでの四戸工業の営業活動を振り返ると、特に営業地域の限定はせずに、都内全域や時には埼玉県や神奈川県など幅広く対応してきました。
もちろん、そのようなやり方でも各地域のお客様には満足いただけていましたが、どこか「自分たちの地元」という意識が薄かったことは確かです。
今回読んだ書籍の中で印象に残ったのが、「まずは小さなエリアで1番になることが大切」という考え方です。
例えば、「目白通り沿いの外壁塗装なら四戸工業」と言っていただけるようになる。そのためにも、まずはそのエリアでの認知度を上げて実績を積み、地域のお客様からの信頼を得ていくことが必要です。
いきなり東京都全体や埼玉県などの広域を狙うのではなく、私たちが事務所を構える豊島区南長崎や、その周辺30分圏内の地域に「一点集中」し、その中でまずはナンバーワンを目指す。そこから徐々にエリアを拡大していくというステップこそが、私たちのような中小企業には適しているという気づきを得られました。
実際に、これまで地域のお客様との接点はあまり多くありませんでした。
むしろ、たまたま事務所への飛び込みで依頼をいただいた案件が地元だったという程度で、「地域密着型の企業です」と胸を張って言える状況ではなかったのです。
しかし、これからは違います。地域の皆様の生活に寄り添い、お困りごとにすぐ駆けつけられる距離感で信頼関係を築いていく。そうした関係をひとつずつ、丁寧に積み上げていくことこそが、今後の四戸工業の方向性だと考えています。
四戸工業はこれからも“真っ当な工事業者”として誠実な対応を心がける
話は少し変わりますが、最近、強引な無認可かつ訪問営業で外壁塗装を行っていた反社会的なグループのリーダーが逮捕されました。皆さまにとってもまだ記憶に新しいニュースかと思いますが、この一件によって悪質工事業者への警戒感が一層強まっているはずです。
私たちのような小さな工事業者は、こうした悪質工事業者に関する報道がされるたびに風評被害の煽りを受けることも珍しくありません。
ここでひとつお伝えしたいことは、私たちは “真っ当”に営業している工事業者だということです。そもそも訪問営業は一切行っておらず、許認可もきちんと取得した正規の工事業者です。
施工はもちろん、アフターフォローも含めて、すべてのお客様に誠実に対応しています。
そうした「当たり前のことを当たり前にやる」ことが、今の建設業界では逆に差別化になり得る時代だと思います。
だからこそ、事務所へいつでも立ち寄っていただけるような距離感で仕事をしていくということは、むしろ信頼の証として打ち出していきたいと思っています。
責任を持てるエリア内にて、きめ細かで丁寧な仕事をしていく
私たちは、広い範囲で薄く広げるのではなく、具体的には事務所から15分〜20分圏内の地域に限定するなど、責任を持てるエリア内で丁寧に仕事をする方針に転換していきます。
たとえば、豊島区南長崎エリアや新宿区中落合、下落合エリアの「外壁塗装」や「屋根修理」「防水工事」など、インターネットで「地域名+サービス」で検索したときに、真っ先に見つけていただけるよう情報発信も強化していきます。
また、これまでは主にビルやマンション、アパートといった大きな物件を対象にしてきましたが、これからは戸建てのお客様にも広く対応していきたいと考えています。もちろん、価格競争ばかりにとらわれるのではなく、信頼と品質を何よりも重視します。
私は事務所を置く南長崎が地元ではありませんが、前職から数えて15年以上この土地で仕事をしています。
そのため、第二の地元と呼べるほどの縁があり愛着もあります。事務所の目の前の道路を越えた先の新宿区の中落合や下落合も愛着のあるエリアです。だからこそ、近隣の街の建物をもっときれいに、お客様にはもっと満足していただきたい。そう思っています。
地元の皆さまに信頼していただける“街の工事業者”を目指して

ユニクロや湘南美容外科のような大手企業も、ランチェスター戦略をベースにして成長してきたといいます。最初はニッチな市場や地域に特化し、そこで圧倒的な存在感を築き上げ、その後に全国展開へと進んでいく。
四戸工業も、そうした「小さく始めて大きく育てる」戦略を地に足つけて実行していきたいと思います。
もちろん、これはすぐに結果が出るような話ではありません。地域での信頼を得るには時間がかかりますし、知っていただくための地道な努力も必要です。しかし、だからこそ「狭く、深く、濃く」取り組む価値があるのだと私は思います。
『差別化戦略で小が大に勝てる』という書籍からの気づきや学びを基にして、四戸工業はこれから「地域密着」という新たなキーワードを掲げて進んでいきます。
まだ構想段階ではありますが、地域に根ざした新しいサービスや取り組みについても、今後少しずつ形にしていきたいと考えています。
このブログを読んでくださっている方も、豊島区・新宿区など、弊社の近郊エリアにお住まいであれば、ぜひ一度、ご自宅や所有物件に関するお困りごとなどお気軽にご相談ください。
地元の皆さまに信頼していただける“街の工事業者”を目指して、これからもひとつひとつ丁寧な仕事を重ねてまいります。
